こんにちは。
今回は少し問題から離れて、身近に起こっているセキュリティの脅威について少しお話したいと思います。
2月6日昨日、IPA(情報処理推進機構)が『情報セキュリティ10大脅威 2015』というものを発表しました。
以下がその内容です。
「情報セキュリティ10大脅威 2015」
1位 「オンラインバンキングやクレジットカード情報の不正利用」
2位 「内部不正による情報漏えい」
3位 「標的型攻撃による諜報活動」
4位 「ウェブサービスへの不正ログイン」
5位 「ウェブサービスからの顧客情報の窃取」
6位 「ハッカー集団によるサイバーテロ」
7位 「ウェブサイトの改ざん」
8位 「インターネット基盤技術の悪用」
9位 「脆弱性公表に伴う攻撃の発生」
10位 「悪意のあるスマートフォンアプリ」
情報セキュリティ10大脅威 2015:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構より
今年の第一位となった「オンラインバンキングやクレジットカード情報の不正利用」ですが、昨年の発表では5位でした。その要因ですが、国内の銀行口座をターゲットにした不正送金ウイルスと個人だけでなく法人にも被害が及んだことが原因らしいです。
二位の「内部不正による情報漏えい」では昨年は11位でしたが一気に浮上しました。
また、それぞれへの対策ですが、
・ウイルス対策ソフトの導入
・ソフトウェアの更新
という基本的なことが多く挙げられています。これは昨年のランキングでもそうでしたし、以前IPAさんの10大脅威についての講義を聴講したのですが、そのときもこの2つを取り上げていました。
この『情報セキュリティ10大脅威 2015』は、例年通り3月に詳しい解説資料を公開するそうなのでみなさんもぜひ見てください。